チェコ共和国のブルノにあるモラヴィア図書館は、今年Staremapy.czポータルで開催されたジオリファレンス・コンテストの結果を発表した。

このクラウドソーシング・オンライン・イベントは7月8日から8月31日まで開催され、合計2797枚の古地図がオンライン・ボランティアによってジオリファレンスされ、処理されました。

2ヶ月足らずの間に、参加者は自宅に居ながらにしてインターネット上で作業し、スキャンされた地図から合計62205カ所の位置を特定し、現代の位置と結びつけた。この努力によって、特に、カタログや国際的な検索データベースでスキャンされた古地図を発見し、現代の地図の上に重ね合わせ、過去と現在を比較することが容易になった。

モラヴィア図書館をはじめとする国内外の地図コレクションからジオリファレンスされた新しい地図は、OldMapsOnline.orgのポータルサイトから見つけることができる。

OldMapsOnlineプロジェクトは、歴史的な地図を一般の人々がより利用しやすくするためのものである。近年デジタル化が進んでいるチェコの文化遺産機関のコレクションには、数多くの地図が保存されている。

チェコ国営テレビは、このジオリファレンス・パイロットとモラヴィア図書館の地図コレクションに関するレポートをテレビニュースで放送した。

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